====================
クレジットカード現金化は危険?
====================

クレジットカードの現金化サービスについて

2010年6月18日に改正貸金業法が完全施行されました。と同時に、借入総額が年収の3分の1に制限される総量規制がスタートしました。

改正貸金業法は社会問題となった多重債務者の解消を目的に施行された法案で、借入している金額を返済するために他社で借入してまた返済に回す、といった自転車操業に歯止めをかけることが出来ます。

その為、いままで借入出来ていた利用者が突然新たな借入が出来なくなり、困窮したユーザーがクレジットカード現金化などのサービスへ流れているようです。

クレジットカードの現金化の仕組みは、クレジットカードのショッピング枠を使い、ほとんど価値の無いおもちゃの指輪やなどを配送会社のクレジットカード決済システムを利用した代引支払いで購入させます。
そして手数料を差し引いた額をキャッシュバックと称して送金する方法が最近の主流となっています。

キャッシュバック率98%などと謳う業者もありますが、現金化を行う業者(クレジットカード加盟店)はカード会社に決済額の5%程度の手数料を払う仕組みになっている為、キャッシュバックで95%以上を支払ってしまうと業者は損失を被るだけとなります。

ですので、クレジットカード現金化を行っている業者のキャッシュバック率は80%〜85%が実質的な上限値となっているようです。

これはつまり100万円の現金化を行った場合、手数料として15〜20万円を業者に支払い、手元に80万円ほどが残る形になります。

まとまったお金がすぐに用意出来ることは大きなメリットですが、決済日(仮に2ヶ月後として)には100万円を返済しなくてはなりません。

100万円の融資を受けて、数ヶ月後に100万円+利息の支払いをするのとはまったく違います。

手元に残ったのはあくまでも80万円ですので、数ヶ月後には80万円を100万円として返済しないといけないのです。

しかし、現行の法律上はクレジットカード現金化サービスそのものに違法性はありません。

ただし、カード会社は「換金目的によるショッピングした場合カード解約を行う」という規約をしっかりと載せている場合が多くなりました。

契約時の規約には載ってなくても、改訂された規約にしっかりと明記されている事も多いです。

規約上で「利用=解約」となっていますので、発覚した場合は即時解約となります。カード会社によっては解約時に一括返済となる場合も多いので、「返済までに猶予があったと思ってたのが突然請求されて困った」という事も起こりえるでしょう。

また仮に、クレジットカード現金化を利用したことで、購入はしたものの送金されない・カードの番号と有効期限等を教えたらカードを勝手に利用されていた・法外な手数料を請求された、といったトラブルにあってもカード会社は一切取り合ってくれません。

クレジットカード現金化は、手元にまとまった現金を作ることができる魅力的なサービスです。

しかし、その対価として大きなリスクを背負う可能性があることを知っておきましょう。


[キャッシング豆知識目次へ]
TOPへ戻る